しかし、実際に私に与えられた仕事は、携帯の液晶に傷がないかどうかを目視してチェックするという役でした。
流れ作業で隣からまったく同じ携帯がひたすら流れてくる液晶をひたすら見てるんですが、当然ながらそんなに沢山傷があるようなものはありません。それをイスもない中で棒立ちしながら続けるのは私的にはすごく大変でした。大変だけど、言い様によっては、すごくラクな仕事でした。日雇いだけど、毎日仕事に来てる人もいたし、仕事内容が本人に合っていればすごくいいのかもしれません。誰とも話さず、笑顔も作らなくていいし。私は傷だらけの液晶をひたすら待ち続けましたが、結局きませんでした。